事業展開

選ばれるというステイタス

次世代に向けて求められる「物流の品質」とは何か? 以前であれば、「荷主様の要望どおりに、いかに運賃を抑えて輸送するか」が、品質のほぼすべてでした。しかし今日、お客様からのオーダー内容は、種々の要素についてよりレベルの高いものになりつつあります。私たちTOSUIは、「設備」「技術」そして「ヒューマンスキル」のあらゆる面から物流全体の質の向上を模索し、サービス内容を拡充させてきました。

食材において私たちのお客様はPL法(製造物責任法)やISO14001等の国内外の製品安全規格に加え、製造〜保管〜輸送〜納品を含めた安全・安心をユーザー様に約束した1ランク高い国際規格FSSC22000を取得しております。つまり、TOSUIが任されている「保管する」「輸送する」「納品する」という業務は、製品の品質そのものをお客様になり代わり守っている行為といえるのです。

物流における品質の保持とは、「安全性の確保」と言い換えることができます。社会情勢が刻々と変わる昨今。個々のお客様の目線に立った問題意識を共有し、各業務で精度のレベルアップを図っています。トラックや倉庫の管理・運営体制、セキュリティ対策を徹底。そしてドライバーの取組み姿勢については、業務上の都合で複数のトラックを乗り回すのでなく、一人一台専用のトラックを貸与し、各自の責任と判断で車両を使いこなせるという待遇を整えることで、「愛車心」を育成。仕事と車輛を任された責任感が向上すると考えております。私たちは従業員に120%の能力を発揮してもらう事でお客様に高い品質のサービスが提供できると考えます。そして、安全輸送を完遂する中にあっても教育指導を継続し、その記録を定期的にお客様に書面で提示しています。

こうした「お客様の目線」をもった数々の取組みが評価され、荷主様と直接取引関係を結ぶビジネスが拡大。TOSUIは今、「選ばれる運送会社」としてのポジションを確立しています。